ハードディスク ハードドライブ HDD(ハード・ディスク・ドライブ) デフラグ


 現代の最新のマシンでも搭載している方が多い。

 前身は、ディスクメモリーである。当時は洗面器状のプラスチックケースに収められ、「たばこの煙粒子」も摩擦破壊原として、忌嫌われ、コンピュータシステムはガラス張りの完全空調特別室に偉そうに鎮座していた。それでも8MB程度。使用された理由は、これの特徴である、圧倒的なアクセスの速さにあった。磁気テープのように、1次元で、読み取るのではなく、平面を2次元でアクセスできたから。この有利な特徴は、現代でも重宝され、小型化されながら続いている。

 磁性体円盤が回転しており、プローブ(触手)がランダム(行き当たりばったり)で抜き差しされて、そこが書き込み可能であれば、その場所に書き込む。だから、一つのファイル(データーの集合体で、一つの最小単位)でも、バラバラになっている。物理的には、散らばっているが、演算処理により「一つ」として扱われる。

 「ドライブ」は、実際に、モーターで可動しているので、そう呼ばれている。この名残である。物理的な動きのない、HDDの後継記憶装置とされるSSD(ソリッドステイト・ドライブ)は、半導体で作られている。最近は、両者の長所取りで、「ハイブリッド型」も出回っている。スマホ、タブレット・コンピュータには、HDDは搭載されていない。

 HDDは、物理的な動作を伴うので、寿命がある。しかし、SSDは電気的ストレスで、寿命がある。
 「ドライブの最適化」メニューで、「デフラブ」というユーティリティーがあった。ファイルを物理的な配置で繋ぎ纏める作業のこと。人が夜中、夢を見て記憶を整理するのに似ている。しかし、夢は必要だが、デフラグは無用以下である。ハードディスクの全体をくまなく読み書きし続け、長時間、アクセスをやりっぱなし状態。ハードディスクに大変な、物理的ストレスを加え、寿命を著しく短くさせる。最近のシステム・アドミニストレイター・ツール(大規模LANなどの大きなシステムを技術的な管理を専門業務従事者として選任されている、システム管理者が使用するユーティリティー)のコマンド(パソコンへの命令)では、ユーザーにこれを禁止させるものがあり、大抵の組織の大規模LANは、禁止されている。「トロピカルぬらりひょんの棲家」で使用するソフトウエアは、あとで、自分でデフラグ機能のあるアプリインストールしないと、初めからは、備えていない。(ディストリビューションに初めから付いているものを知らない。)

 SSDや、フラッシュメモリーでは、有効な作業。経年により、データが細分化され、特にSSDでは、OSの体をなさないほど遅くなる。デフラグで治る。