モジュール



 目的を持った区画を意味するのだけれど、電子機器では、通常、電子基板のことを言う。

 電子部品、電子素子を銅箔を張り付けた絶縁体であるべークライト板に、エッチングにより配線がプリントされていて、開けられた小さな穴にその足を差し込み溶接(昔は半田付けがほとんどだった。)されている。パソコンの前身である、NECの「TK-80」は、ユーザーにこの作業をさせた。自分で組み立てる「キット」であった。半田付けをユーザーが行う。

 現在のモジュールの多くは細密化し、ベークライト板は多層構造となり、トポロジー(つながり関係を探究する数学)が複雑化でき、一枚のモジュールが非常に高機能、効率化した。

 パソコンに使われる「マザーボード」はプリント基板であるが、モジュールとは言わない。本体を意味するのでなく、部品と位置付ける方が正しい。部品の集合体で部品を構成する。ということ。